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マンション・アパートのメンテナンスのメリットデメリット

マンション、アパートについて外壁のメンテナンスを行いたいと思っている人もいるかもしれません。

マンションやアパートも年数が経ってくるにつれて、外壁塗装や性質が劣化してくるからです。マンションやアパートの外壁メンテナンスは建物の寿命を延ばす意味でも必要だと言えますが、メンテナンスのメリットやデメリットを知っておくことも大事になります。今回はこの点について紹介していきます。

 

■メンテナンスの際に知っておくこと

外壁塗装には耐用年数があります。

1つ目が塗料の耐用年数であり、各材料メーカーが自分たちで作った塗料の塗装後から何年耐久性を保っていられるかを示したものです。

2つ目が建物の耐用年数です。これは国税庁が発表している建築材の建物の寿命を発表しています。これらの耐用年数を元に外壁のメンテナンスをしていくことができます。外壁塗料の耐用年数はメーカーごとに違いがあり、アクリル系であれば7年ほど、シリコン系であれば15年ほど耐久があります。耐久年数が短いものほど安い値段の塗料となり、短い周期で塗り替えを行う必要があります。耐久年数が長いほど高い値段の塗料となり、長い周期で塗り替えを行います。建物の耐久年数などもあり、値段の安い塗料を使用するか高いものを使用するかはマンションやアパートによって違いがあります。他にもタイルやサイディングボードコンクリート壁などのメンテナンスもあるので、これらの耐用性も考えてメンテナンスを行っていく必要があります。

■外壁メンテナンスのメリットとは

マンションやアパートをメンテナンスするとどのようなメリットがあるのか紹介していきます。

1つ目は、建物の寿命を延ばすことができます。外壁の塗装も年月と共に劣化していき、そのまま放置しておけば建物の劣化が進み寿命が縮まってしまいます。外壁に使われている材料の耐久性を前もって知っておくならば、耐久年数が来た時にメンテナンスをしてもらいマンションの寿命を延ばして、使用し続けることができます。

2つ目は、美観を維持することができます。外壁は雨や風からいつもさらされているので、メンテナンスをしていなければ直ぐに劣化したり、色が剥げてきたりして建物の美しさが無くなってきます。いつまでも美しさを保っておくには外壁の塗り替えは必須になります。外壁の塗り替えをしておくならば、新築のような状態を長く維持していくことができますし、資産価値としても向上する可能性があります。デザインを変えてさらに美しくすることもできるので、メンテナンスは大事になります。

3つ目は、節約です。断熱や遮熱に注意していれば、高低差のある外気温から建物を守ってくれます。室内が外気の気温によって影響を受けにくくすることができるので、省エネとしての効果もあります。

4つ目は、防水性の効果です。メンテナンスをしていくことで、雨漏りなどを防ぐことができます。雨漏りをしてしまうと、それが影響して建物の腐食が進行していき、外壁にひびが入ったり柱などが腐ってしまったりして、余計に修理費がかさんでしまいます。そのような、事態をメンテナンスをしていくことで防ぐことができます。

このようなメリットがあります。

■外壁塗装のデメリット

外壁塗装のデメリットとして1つ目はコストが高いことです。マンションやアパートなどの外壁塗装はコストが高くなっており、メンテナンスをしようと思えば何十万ものお金が必要になります。10年に1回ほどのメンテナンスになるので回数は多くないですが、1回の金額は高く外壁のメンテナンスの場所が多ければ、それだけコストもかなりかかってしまいます。

2つ目は、施工の問題です。今の外壁のメンテナンスは昔と違って使用する材料の性能もアップしているので、外壁メンテナンスをしたのにすぐにタイルの浮きや剥離ができてしまうことはありません。しかし、施工する業者によって外壁メンテナンスの施工が曖昧なこともあります。メンテナンスをして本来ならば10年ほど耐久性があるのに、施工が悪くて10年の耐久にならなかったということもあります。

施工する業者によって外壁のメンテナンスがしっかり耐久年数使用することができるのか決まってくるので、メンテナンスを頼む業者選びも大事になります。

■まとめ

マンションやアパートのメンテナンスをすることはメリットとデメリットがあります。自分の持っているマンションなどの状況を見てメンテナンスが必要だと感じれば、耐久年数が来ていなくてもメンテナンスをしてもらった方が良いです。メンテナンスが遅れてしまうと建物の劣化はさらに進んで、さらに費用が掛かってしまうからです。必ずマンションアパートのメンテナンスのメリット・デメリットを把握した上で正しい工事を提案してくれる外壁塗装業者を選定しましょう